こんにちは。eight鬼木です。今回ご紹介させていただくのはディーラーA社(カローラ系販売店)さんでの女性活躍の取り組み事例です。
サービス業界では採用や定着の課題も非常に大きいですが、A社はディーラーさんの中では先駆けて女性総合職が活躍できる風土を作っていくことになりました。
2015年からのお付き合いをさせていただいておりますが、当初の課題は以下の通りです。
当社は管理者向け研修、ワークライフサポートブック作成、子育て中の社員さんへの座談会の実施でお手伝いをさせていただいておりますが、A社さんは、社員へ丁寧なヒアリングをしながら、トライアンドエラーで様々な制度を構築されてきました。
下記の画像では赤下線項目がeightがお手伝いさせてもらっている部分です。
実施してきた主な内容
◆店長・店長代行・リーダークラスへのマネジメント研修(2016,2017,2018年 約120名ずつ実施)
STEP1:女性社員マネジメント研修
Ⅰ.女性活躍の必要性
Ⅱ.他社事例と自社の課題
Ⅲ.女性理解(出産〜復帰)
Ⅳ.女性部下のマネジメント
Ⅴ.アクションプラン作成
STEP2:女性の力を生かすコミュニケーション研修
Ⅰ.我が身を振り返り思い込みを捨てる
Ⅱ.女性部下とのコミュニケーションのポイント
Ⅲ.女性部下のやる気を引き出すポイント
Ⅳ.ケーススタディ
Ⅴ.アクションプラン作成
◆育児両立女性社員向け キャリアデザインセミナー付き座談会(2016,2018年 約10-15名ずつ実施)
◆ワークライフサポートブック(2016年作成→配布)
人事や管理者だけでなく、全社員に配布。育児だけでなく介護なども視野に作成。
研修への評価、レポートなど
・積極的にアイディアを出してくれるようになった。
・悩みや思っていることを伝えてくれるようになった。
・コミュニケーションが増えた。
・話を聞いてくれるようになった。
・愚痴から、解決策やアドバイスを求められるようになった。
・今まで気付かなった女子社員の悩みが見えた。
・情報が入るようになった。
・コミュニケーションの取り方の変化により、仕事の効率が上がった。
→1歩踏み込んだコミュニケ―ションをとれるように
・仕事を依頼しやすくなった。
・積極的にアイディアを出してくれるようになった。
・悩みや思っていることを伝えてくれるようになった。
・コミュニ
ケーションが増えた。
・話を聞いてくれるようになった。
・愚痴から、解決策やアドバイスを求められるようになった。
・今まで気付かなった女子社員の悩みが見えた。
・情報が入るようになった。
・コミュニケーションの取り方の変化により、仕事の効率が上がった。
→
1歩踏み込んだコミュニケ―ションをとれるように
・意識が薄れてくると、お互いのコミュニケーションのすれ違いを感じた。
・まだまだ自分自身の固定観念が働いてしまう。
・女性スタッフが多くなかなか個別のコミュニケーションがとれない。
・壁にぶちあたってい
る女性に1歩踏み込んで話してきた時どう対応したらいいかわからない。
・男性スタッフと女性スタッフ
との対応について。(同じになってしまう、違いが難しい)
・時短のスキルの高い女性スタッフに対し、どう短期目標を掲げ、仕事の意欲を上げればよいか
・意識が薄れてくると、お互いのコミュニケーションのすれ違いを感じた。
・まだまだ自分自身の固定観念が働いてしまう。
・女性スタッフが多くなかなか個別のコミュニケーションがとれない。
・壁にぶちあたってい
る女性に1歩踏み込んで話してきた時どう対応したらいいかわからない。
・男性スタッフと女性スタッフ
との対応について。(同じになってしまう、違いが難しい)
・時短のスキルの高い女性スタッフに対し、どう短期目標を掲げ、仕事の意欲を上げればよいか
女性社員向けの座談会は参加者が皆、定期開催を希望していました。
まだまだ女性社員や育児両立社員が少なく、復帰後は各店舗へ配属してしまうことから情報共有の場としても大事な役目を果たすため当社も提案をしていきたいと考えています。
座談会ではキャリアに関するミニセミナーも開催。愚痴や不安を吐き出して終わり、ではなく、自分のキャリアをどう築いていくか。そのために今どんな課題を解決していくべきかを考える場にしています。
研修では、アクションプランを作成し発表するなどして、知識を入れるだけでなく当事者意識を持って取り組んでもらうことを大事にしています。
そして、それはもちろん、会社や店舗のためだけではなく、ご自身のためであるということをお伝えしています。部下がライフイベントを経てもイキイキ働き活躍し成果が上がる職場になれば、管理者としてのご自身もイキイキ働くことができるはず。
やらされ感になりがちな、女性活躍、働き方改革への取り組みですが、私たちeightは、管理者も一般社員も一人一人が自分のキャリアを積み上げていくことができれば組織は自然と良くなっていくと信じて研修を実施しています。
A社さんは、社長が陣頭に立って会社を変えたちと奮闘されています。もっと良い会社にしたい、その思いが伝わり現場てしっかり実践されるよう引き続き、努めさせていただきます!