ストレスチェック制度をご存知ですか?

こんにちは。キャリアコンサルタントの丹山です。

7月は異動や転勤などの辞令の時期ですね。
また新入社員なども3ヶ月が過ぎ、張りつめていた気持ちが少し緩んで急に身体などに異変を感じる方も少なくないのではないでしょうか?

心の疲れが取れないまま過ごしているとある時急に身体に異変を感じることもありますので
自分は大丈夫と思わず客観視して自分の状態を定期的にチェックすることをオススメします。

厚生労働省が提供している【厚労省の働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころのみみ」】では簡単にセルフチェックができますので活用してみてください。

ストレスチェック制度とは

「労働安全衛生法」という法律が改正されて、労働者が 50 人以上いる事業所では、2015 年 12 月から、毎年1回、この検査を全ての労働者※に対して実施することが義務付けられました。

労働者が自分のストレスの状態を知ることで、ストレスをためすぎないように対処したり、ストレスが高い状態の場合は医師の面接を受けて助言をもらったり、会社側に仕事の軽減などの措置を実施してもらったり、職場の改善につなげたりすることで、「うつ」などのメンタルヘルス不調を未然に防止するための仕組みです。

ストレスチェック制度の主目的は、「メンタルヘルス不調の未然防止」である1次予防です。

ストレスチェックによって、労働者のストレス状況を把握することが目的であると捉えられがちですが、本来の目的は労働者個人のストレスに対する気づきを促すことや、職場環境の改善をすることで「メンタルヘルス不調者を出さないよう未然に防止すること」であり、労働者のストレス状況を把握するのみではないのです。

厚労省の働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころのみみ」でセルフチェックができますので定期的にセルフチェックしてみてください。

ご家族のことが心配だなという方にも家族支援用のチェックもありますよ。


(キャリアコンサルタント 丹山珠美)