昭和、平成、令和を生きる!俺のキャリアデザイン公開研修レポート

人生100年時代、終身雇用の終焉、早期退職募集の増加など、これまで定年まで頑張れば楽しい老後が待っているだろうと、一生懸命に企業で働いてきたお父さん世代にとって、令和時代はちょっと様子がおかしいぞ?という感じではないでしょうか。

そんな気配を感じている方に向けた公開研修、初の試みでしたが非常に良い評価を得ることができました。

ご参加いただきありがとうございました!レポートさせていただきます。

プログラム内容

キャリア理論の発達論において、有名なレヴィンソン博士と、シャイン博士は共に40-45歳位の時期を、キャリア中期の危機として捉えており「葛藤」「迷い」を抱えやすいと教えてくれています。

そのキャリア中期の危機、いわゆる中年の危機に着目したのが今回の内容です。

「危機」と言われるとなんだか気負ってしまいますが、この時期を、自分を見つめ直す良い機会と捉え、どう向き合い、どうキャリアを積み上げていくかを前向きに考えていただけたらとプログラムを考えさせていただきました。

過去の仕事を振り返り、自分の価値観を確認して自己理解を深めた後は、キャリア資産を増やしていくための方策についてお伝えしました。

ご参加くださった皆さん、先を見据えながらも今を頑張ることに意味を見出し、モチベーション高く取り組んでいこうと発言をされていました。

参加された方々が素晴らしかったこともあり、非常に良い場になりました!

感想

・何となく感じていたことが、理論と結びついて、知識として定着できた

・全て自分自身で自由になるものではないが、築いてきたキャリアが、今の幸せに繋がっていると実感できた

・自分の考え方を整理することができた

・自分の事を話す機会、人の話を聞く機会、貴重な時間を共有できた

・先が見えてくると、変化が少なくなってきている。自分自身で変化が生み出せるようになれば、更に成長に

 つながるのではと感じた

・この一年の間に、キャリアデザインに関する研修、セミナーを三回受講したが、毎回違う回答、新たな道が

 あり、定期的に“その時の自分の状況”に応じてアップデートする必要があると思った

・時には、自分を客観的に評価して、今後の進め方の参考としたい。業務の合間に受講できてよかった!

・社内やグループ内研修の参考など今後生かしていきたい

・今後15年の生き方に活かしたい

・他人資産の欄に書き込めることが殆ど無かった。ゆるいつながりを持っている方がいて羨ましく思った

・自身の強み、弱みを振り返ることができた

 

講師としての感想は、この研修は社外で異業種でやるべき研修かもしれないなと思いました。社内でやる場合は、事業部を超えての参加者で、つまり利害関係が薄い人同士でやったほうが本音で向き合えると実感しました。

なので、今後も公開研修という形で実施していきたいと思います。

この度はご参加いただきありがとうございました!

概要

   2019626()10時~12

   豊田商工会議所

参  加  者 68[株式会社アイサク、株式会社FTS、株式会社東郷製作所、ネッツトヨタ名古屋株式会社、有限会社ホームドックタイキ、NPO空き家修活相談センター 敬称略・順不同]

・講  師 株式会社eight 代表取締役 鬼木利恵