おにぎりです。
女性活躍、略して"女活"というらしい、その言葉。
私は仕事柄よく聞きますが
みなさんはどうなんだろ?実はあんまり聞かない??笑
ま、それはおいておいて
その、女性活躍っていうのも、企業の思いと女性個人の思いと
当たり前だけどズレがありますよね。
【企業側】
*組織で活躍することを考えて欲しい。
*お客様に貢献して欲しい。
*業績に貢献して欲しい。
当たり前なんですが... 女性活躍もその目的を前提に進めたいわけです。
【女性個人】
*やりがいをもって仕事したい。
*結婚出産したらプライベートに重きを置きたい
*給料はそこそこ欲しい。会社にいられるならいたい。
これも当たり前なんですが、女性個人の目線からいけば、女性活躍っていうのは
これが叶うことでもあります。
今までだって、いわゆる労使の間にはこうしたズレはあったとは思うんですけどね。
ですけど、日本の場合、男性が多く活躍し女性は結婚出産でリタイアし
働く男性を支えてきたので
企業側の思いが強く出れば、まぁだいたいそれを実現することができました。
つまり、会社から言われたこと
(業績やお客様への貢献のために残業、接待、休日出勤など)
は、できちゃうわけなんです。
しかしながら、女性はそうはいかない。
共働き世帯の家事負担比率はいまだに圧倒的に女性が高い現実をみても
会社の思いを実現するには
家庭をこわす覚悟がないとできません。。。(爆)
企業側は、権利を主張しすぎて困る。と最近よく言いますし
それは非常によくわかる。私も人事や経営者側の気持ちが痛いほどわかります。
一方で、女性も、できる限り最大限自分のワガママを通さないと
プライベートが守れない必死さもあります。
これもよくわかる。私も家庭は大事にしたいので。
もしいまだに会社員だったら
3人目も1年は育休をとって、
その後1、2年は時短をしっかり使いたいと思いますから。。。
じゃあ、どうするの?
バチバチバチバチ〜〜〜〜〜
両者にらみ合ったぞ!
という、今、そんな状況がなんとなーく見え隠れしています。
私の個人的見解としては
やっぱり、企業が変わらないと、って思います。
給料たんまり払ってあげるんだから、会社にしっかり貢献しなさいよ
っていうのは、通用する人も多々いるけれど
女性は違う(例外は多々ありますが)かもしれません。
**メッセージとしての順番は**
あなたが必要▶︎うちで働き続けて欲しい▶︎働きやすい環境を用意するから
▶︎もっと活躍して欲しい▶︎頑張ってくれたからこそ待遇を改善するからね
****************
こういう順番が大事だと思います。
1あなたが必要 (採用時に強いメッセージを出しておく)
2うちで働き続けて欲しい (入社後各部署の上司、先輩からの態度)
3働きやすい環境を用意 (会社として最低限の制度は整える)
4もっと活躍して欲しい (機会をどんどん与えて成果を出してもらう)
5待遇改善 (成果をしっかり評価)
この評価を得られることにより、1"あなたが必要"にまた戻りますよね。
女性活躍は正直迷惑という企業も多いです。
だけど、女性が活躍している企業って、企業が個人のキャリアや働き方にちゃーんと
焦点をあてているなって思うんです。
結果、男性社員もやりがいをもって楽しく働いている。
女性活躍、迷惑。うるさい。無理無理〜ではなくて
会社の人材に対する考え方、取り組み方を変える良いきっかけと捉えてみてはどうでしょうか。
今日、月に一回のeight会で、ビジネスパートナーのママさんが
「夫婦関係をよくするには、夫を変えるのではなく自分を変えることが大事だとわかりました」
と発表されていました。
これは、夫婦に限らず。
企業側も自分たちが変わるんだという意気込み、
女性個人も会社や仲間、お客様に貢献することを大事にする意識。
このうざーいほど「女性活躍」「働き方改革」って
騒いでくれている今、まず自分たちから変わりたいですね。