例えば、この図は
A製造業生産技術職
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B環境系NPO団体プロボノ
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C子ども会役員
という3つのキャリアパーツを持つ人のキャリアモデル です。
相乗効果(シナジー)を黄色い●のところに記載しています。
これまで労役的業務も多く本業に時間を割かれていた人が、働き方改革により可処分時間を手に入れたため、プロボノや地域活動に時間を費やすことにしたとします。(趣味やレジャーでももちろんいいです)
普通は、新たな活動を始めても、本業に還元していくという考え方はなかなか出てきません。
本業のストレスを、趣味に。
本業で生かしきれない能力を、ボランティアやプロボノに。
本業で評価されない虚しさを、育児で解消。
という他方に拡散していく考え方になりがちですが、このキャリアモデルの考え方 は、そうではありません。
自身の好きや興味が持てる新たな活動をすることで、本業に還元される、双方向にシナジーを高めていく考え方です。
新しい活動が、本業に還元され、価値創造時間を増やしていくことを可能にしていきます。
付加価値を生み出す価値創造時間に変換していくにあたっては、こうしたキャリアモデルをつくっていくことで、自身が使うべき時間、手足、頭脳、情熱をどう再配分していくか、考えることができます。