こんにちは。鬼木です。

キャリアコンサルティングを企業内で導入されることも多くなりましたが、その意義や役割についての認識が正しく広がっているかといえばまだまだだなと実感しています。

昨年度までは、キャリアドック制度導入への助成金があり「まずやってみよう」という機運がありました。私も10社くらいでしょうか、中小企業様にて実施させていただきました。

経営者の方と事前打ち合わせし、実施。報告は実施したということのみ。守秘義務を守るのが前提なので話した内容については経営者の方に明かすことはありません(本人が言いたい場合は別ですが)。

なので、事前に説明はするものの、経営者の方にはわかりにくいということは否めません。

ここで、キャリアコンサルタントの役割についてお伝えします。

キャリアコンサルティングは個人と組織との共生の関係をつくる上で重要なものです。
個人が自らキャリアマネジメントすることにより自立・自律できるように支援するものであることと、組織に対しては、個人の自立・自律を支援することが組織の生産性、創造性に繋がることの理解を促すこと。そのために、個人の主体的なキャリア形成の意義・重要性を組織に浸透させる役割を担います。

つまり、従業員が自ら主体的にキャリアについて考え、働きがい、生きがいを見出すサポート役を私たちキャリアコンサルタントが担います。

転職を促すものでもなく、愚痴をただ聞いているわけでもなく、ましてや昇進昇格のための組織での立ち回り方を教えるわけでもありません。

「自分がどんな仕事をしていきたいのか」

「どんな能力や強みがあって、どう伸ばしたいのか」

「育児や介護と向き合いながらどうキャリア形成していくか」

など、自分で考え、自分で行動を起こせるような働きかけをしていきます。

いかがでしょうか。

「指示待ち人間で困る」

「やる気がない」

「自分で考えることをしない」

「昇進したがらない」

など、従業員や部下のこうした態度にお悩みの経営者や人事の方。

私たち外部のキャリアコンサルタントへ一度ご相談ください!

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