こんにちは
おにぎりです。鬼木利恵です。
今度11月19日、江南市さんにて
「セカンドライフプランセミナー」で、
定年前、子育てひと段落の方々向けに
起業プランを考えるセミナーの講師をさせていただくことにまりました。
eight講師の起業講座には珍しい
男女どちらも大歓迎!でございます。
平日ではありますが、ぜひお気軽にご参加ください!
さて、突然ですが、「こころの定年」という言葉ご存知ですか。
楠木新著「こころの定年」を乗り越えろ 40歳からの「複業」のススメ
という本にある言葉です。
著書の楠木氏は、サラリーマン時代に
"40代後半になって、この職場で頑張ればもっと上位職を目指せるという気持ちと、
このまま社内で「取り換え可能な」存在のままでいいのかという疑問との間で
葛藤状態に陥っていた"
"本部の課長職になった頃から、社会と直接インターフェイスを持たない自分、個性を十分に発揮していない自分を自覚し始めた"
"出向先から本部の枢要部門に転勤したことをきっかけに、会社に出勤することができなくなった。病院に行くと「うつ状態」との診断書が出て、長期休養を余儀なくされた"
というようなことをきっかけに、どうやら60歳ごろのいわゆる定年の前に
組織で働くことに意味を見失い、待遇や役職などが満たされていても
心が満たされていないサラリーマンが少なくないことに気がつき
「こころの定年」と名付けたそうです。
*図「著書を参考に作成」
日本型雇用の中で行くと、ヒエラルキーに入るか入らないかの40歳前後が、
まさに「こころの定年」への境目に当たるといいます。
ちなみに下図は「ライフキャリア・レインボー」という
アメリカの教育学者ドナルド・E・スーパー氏が1950年代に発表した理論をもとに
表現されたもので、そこに、eightが独自に「再探索」を加えた図です。
様々な役割を担っていて充実している40-50代の壮年期にこそ
親でもなく、子でもなく、労働者でもなくなる
「一人の人間」としてセカンドライフに向き合っておくべきだなと
この図をみて思うわけです。
今の50代くらいの方ですと、夫は外で働き、妻は子育てという時代を
過ごしてきたのではないでしょうか。
外で働き続けてきたサラリーマンの夫と同様
家で家事育児を担ってきた妻にも、子育てひと段落が見えてきた頃に
「こころの定年」が襲ってきそうです...
世間で言うところの「空の巣症候群」はこれに近いですね。
楠木新さんは、主にサラリーマンなど組織人のことを言っておりましたが
女性のキャリア支援をしている我々としては
専業主婦にも言えることではないかと思っています。
と、いうわけで
江南市さんが、素晴らしい機会を作ってくださったこの講座
とってもオススメです
中身はセカンドライフを充実させるための
起業(NPO含めて)プランを考える内容ですが
せっかくなので、自分と向き合う時間として
「こころの定年」を迎える前にぜひご参加ください
お待ちしております。
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開催日 平成30年11月19日(月曜日)14時から17時
場 所 KTXアリーナ(江南市スポーツセンター)2階 会議室3
講 師 株式会社eight 代表取締役 鬼木 利恵
内 容 講座(第二の人生設計「セカンドライフプラン」について)
定 員 先着30名
申し込み
電話 0587-54-1111(内線323)
チラシ(PDF 1.48MB)を印刷し、ファックス 54-0800
Eメール kyodo@city.konan.lg.jp
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