愛知県三河地域で女性活躍や働き方改革に関する各種研修、コンサルティング事業を展開する当社は、この地域ならではの産業構造からくる女性の働き方に関する調査を実施している。夫の海外駐在で中断せざるを得ない妻のキャリアの実態を明らかにするためアンケートとインタビューを実施。144名のアンケートの回答と、7名の駐在前、中、後それぞれの方にインタビューの協力を得ることができた。
[1]調査概要
実施方法|主にインターネット、SNSで依頼しアンケートフォームに回答
回答者 |144名
調査期間|2019年2月20日~3月31日
実施者 |株式会社eight 愛知県豊田市西町2丁目33番地1 TEL 0565-41-8871
愛知県を中心として全国、そして海外在住の駐在妻(予定も含む)にアンケートを依頼。SNSを通じての回答依頼であるため、回答者にインターネット利用者という偏りはあるが、昨今のインターネット利用率を考慮しても十 分な回答結果を得られたと考える。以下、結果について要約し、データを抜粋して掲載。また、個別にインタビューも実施しており、終わりにはアンケート結果及び生の声から提案もさせてもらっている。今回の調査結果が少しでも企業側の女性活躍推進の参考になり、女性個人へは様々な状況変化が起きた場合の1事例として、自身のキャリアを考えるきっかけになれば幸いである。
[2]妻(回答者)について
2-1:妻の駐在前の住まい、年齢及び末子の年齢
中部地域が約6割、次に関東、近畿地方の妻が回答。初駐在時は20代後半から30代後半がボリュームゾーンであり、末子も妊娠中、子供のいない人や乳幼児が多く、現在は乳幼児から小学生を持つ人が多い(図1,2,3) 。
2-2:妻の初駐在地域
初駐在地域は「東南アジア」が30%と最も多く、次いで「北米」27%、「東アジア」24%、「西欧」11%と様々な国への駐在経験を持つ(図4)。
2-3:妻の駐在前の仕事状況
初駐在前に何らかの仕事を持っていた人は6割以上で(図5)、働いていた人の企業規模は約半数が300人以上の大企業に属していた(図6)。業種は製造業が最も多く、次いでサービス業関連が多い(図7)。職種は事務職系と接客サービス系職種が多い(図8)。
2-4:妻の現在の状況
現在の駐在状況は、駐在前が4%、駐在中が41%、途中帰国含めて本帰国者がが55%という割合となった(図9)
続きは下記のリンク先にてぜひご覧ください。
[3]夫について
[4]駐在前 :インタビュー2名あり
[5]駐在中:インタビュー2名あり
[6]本帰国後:インタビュー3名あり
[7]その他
[8]フリーコメント
と内容が続きます。
今後も1人1人の幸せな自律的なキャリアが組織や社会を元気にすると信じ、調査結果をしっかり生かしていきたいと思います。
多くの方のご協力に感謝申し上げます。ありがとうございました!
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