製造業A社にお勤めのパートナーを持つママ100人アンケート調査

製造業A社にお勤めのパートナを持つママ100人調査結果をご報告いたします

調査概要 2016年4月

調査目的:女性のキャリアを「学び」と「実践」の場と機会をつくることで応援 する株式会社eightが豊田市の製造業A社に勤めるパートナーを持つママにアンケートを実施。豊田市在住の30代女性就業率が低い、働く意欲はあるが周囲からの支援がなく就業を断念している相談を受けることが多く、まずは現状把握するべくアンケートを実施した。

実施方法:主にインターネット、SNSで依頼しアンケートフォームに回答

回答者 :100名

調査期間:2016年4月13日~4月17日

実施者 :株式会社eight 愛知県豊田市竹生町4-29-1 3F TEL 0565-41-8874

調査結果と分析

今回は、豊田市近郊にお住いの自動車製造会社A社に勤務するパートナーを持つママに回答を依頼した。SNSを通じての回答依頼であるため、回答者にインターネット利用者という偏りはあるが、昨今のインターネット利用率を考慮しても十 分な回答結果を得られたと考える。以下、結果について要約しデータを抜粋して掲載。最後のまとめでは提案もさ せてもらっている。今回の調査結果が少しでも女性活躍推進の参考になれば幸いである。

回答者属性 豊田市近郊在住の20代~40代の女性、子供をもつママが多く回答

回答者の74%が豊田市在住。年代は30代が69%、20代が19%、40代が12%。子供は1人が48%、2人が38%、3人が13%、4人が1%いる。回答者の51%が未就業者、49%が就業者であり、未就業者の内働く意思がある人は53%いた。働く意思があっても働けない理由は1 位:預け先がない 2 位:時間がない 3 位:配偶者の理解・協力が得られない という回答で、子供を預ける環境以外にもパートナーの協力が得られなく働けない状況のママがいることが分かった。そのパートナーについて今回調査をした。

回答者パートナー属性 20代~50代、一般・係長級職が約8割、勤務時間平均12時間が最も多い

回答者のパートナーの年代は30代が69%、20代が14%、40代が14%、50代が2%。回答者のパートナーの勤務形態は常昼勤務が70%、交代勤務が30%。1日の平均勤務時間は12時間が最も多く、次いで10時間、11時間という回答で、残業は常態化していることがわかる。中には15時間という回答もあり、深夜まで帰宅せず家族との時間がなかなか取れていない状況もあるようだ。

回答者の環境について

回答者の家族構成は子供と家族のみの家庭が95%を占めており核家族世帯がほとんどである。また、出身地は愛知県内が54%、県外から移住してきた家族は46%と周囲に頼れる身内がいない家庭が多いことも特徴である。そんな中、働き盛り世代の家庭で子どもが生まれると父親の勤務形態や残業など育児への負担は母親へのしかかっていることがわかる。

Ⅰ 女性の社会進出について

1.ママの就業状況 未就業者:51% 就業者:49%   

2.働いていない理由 働く意思がない:47% 働く意思はあるが働けない:53%

働く意思があるが働けない理由 1 位:預け先がない 2 位:時間がない 3 位:配偶者の理解・協力が得られない

3.配偶者の理解・協力が得られない主な理由 パートナーの帰宅時間が遅い:43%   

4.どのような制度や仕組みがあれば働きやすくなると思いますか (フリーコメント)

*基本的には夫が仕事に集中できている今の状態で良いと思っていますが、もう少し家にいられる時間が多いと私が働きやすいな、と思います。
*20 時に帰宅できればお風呂の手伝いだけでもしてもらえる。パートしたくても両家の実家は京都なので子どもが学校を休んだときに代わりに看る人がいない。そのため仕事先に迷惑をかけるのは妻なので働きにくい
*もう少し早い帰宅ができるような取り組み。せめて深夜ではなく子供と夕御飯が食べられる 時間の帰宅出来るような取り組み。トヨタカレンダーの出勤日以外は土曜日出勤を廃止。仕事の疲れで土日は子供、家族の事はしたくないと言い家には居ません。 だから疲れも分かりますが子供の事を数分でも考えられる勤務時間になるように願います
*トヨタカレンダーは祝日が稼働日なので困りました。私もトヨタ系列会社で同じカレンダーなので。保育園はお休みで夫婦どちらかが休んでいました。休日受け入れてくれる託児所がもう少しあればいいなと思います。
*フレックス勤務、自宅勤務、テレビ電話等での会議、
*育児を片方のサポートでなく、夫婦一緒にできるような社会を作る、会社の取り組み。
*夏休み、冬休み、春休み期間の託児(年少〜 小 6)がトヨタ自動車にあればいいと思う。幼稚園の長期休暇の預け先に困る。パートやアルバイトでは学童に入れないので、会社でそういったものを作ってもらえればと思う。
*子育ては妻だけの仕事ではないという職場研修を実施して、会社側から意識改革を行ってほしい。子どもの看病や学校行事参加するための休みを積極的にとる人を奨励してほしい。
*社内の飲み会や付き合いを最低限にしてほしい。トヨタに限った事ではないが、日本は海外に比べて、父親が家族と過ごす時間が圧倒的に少ない。
*新しい制度よりも、現在の制度を活用しやすい環境づくり(業務量調整や職場の雰囲気、こういった制度利用の対象外となる従業員の理解など)

Ⅱ 子育て環境について

1.産後や現在の育児でどなたにサポートを受けていますか

2.パートナーのサポートを受けられるにはどのような勤務なら受けられるか

3.産後や現在の育児で夫のサポートの実現のためどのような取り組みを希望するか

【労働時間に関する意見】
*交替勤務の一時停止(日勤だけにする)
*3 歳までは国内及び海外赴任はさせない
*iPad や iPhone を使い、自宅である程度の仕事ができる仕組み。
具体的には、メールの返信や資料作成。
たとえ仕事をしていたとしても、家族が一緒に居られる時間が必要だと思います。
*NO 残業 DAY など名前ばかりで早く帰ってきた試しがないので、
会社でもっと徹底して欲しいと思う。毎週は無理でも、隔週などで。
残業も勤務時間外になるように、結局は職場を出てやっているらしい
その辺りも徹底して欲しい。 もう一人子供産みたいですが、今のままではとても無理です。
*もう少し残業や仕事量を配慮する取組み。
*こども園の送迎は私一人でやっている。 自分がフルタイムで復帰するため、
もう少し協力を仰ぎたい。 一時的にでも迎えにいく時間を確保でき、その後仕事に戻ると
いったフレキシブルな勤務は難しいのだろうか
*妻妊娠中から産後1年まで、残業なし制度とかあったらいいなと思います。
*在宅勤務可能な部署を拡大・充実。 育児休暇取得の推進。 会社カレンダーの見直し
(土曜日勤務をなくし、学校の休みに合わせてほしいです)。
*男性も女性も時短勤務が月単位、週単位で選べると良い。
子供の園の送り迎えなど、母親が時短勤務するしかない場合が多い。
0 10 20 30 40 50 60 70 80
パートナー 家族 ご近所 友人 有償サポート なし その他
育児サポートを受けた人
残業のない勤 務 32%
短時間勤務 17%
1週間以上の休 暇取得 12%
半日休暇の連 続取得 12%
どのような勤 務でも期待で きない 10%
自宅勤務 7%
必要ない 5% その他 5% 産後・育児期間のパートナーの働き方について
申請方法を簡単にして、もっと色々な勤務形態を月単位などで選べると良い。
*定常化している残業の軽減。 通常が 23 時帰宅(緊急時は徹夜)では、サポートは期待
できないし、仕事に加えて子育てもとなると身体を壊しそうで、本人にやる気があっても、
あまり頼みたくない。
*早朝出勤からの早帰りという勤務形態を取り入れる
【休日休暇に関する意見】
*年休とは別に育児休暇(10 日ぐらい)を産後 1 年以内に必ずとる。
(まとめて 10 日でもいいし、1 日を 10 回でもいい。)
*5DV のように絶対とらないといけないようにする。
*1 ヶ月〜 3 ヶ月ほどの育休制度があれば もっと休みやすかったかなと思います。
*1 週間程度のお休み 時短勤務
*育休制度、一年取れとは思わないけど、一年の間に半分くらい取れるようにしてほしい
(有給みたいな感じで自由に取れるように)
*育児休暇が取りやすい環境を作る。
休暇の増(家族のバースデー休暇、子どもの行事休暇など、家族に関する休暇)
*産後の強制的な休暇。強制にしないと、休んだ場合のデメリット(仕事の遅れ、出世への
影響など)が懸念され、取りにくいため。
*月にまともな休みは2日ほど。もっと週末にこどもと過ごせる時間があればうれしい
(休日出勤中止)
*産後、入院中は確実に休めて、手続き用に退院後休みがあるといい。
【パートナーの意識に関する意見】
*出産に伴うママの変化と、パパの心構えを教えてやって欲しい!
【会社/職場の意識に関する意見】
*昇格条件のように、男性の育児サポートも昇格にボーダーをもうけて法制化してほしい
*産後 3 か月程度は、残業の軽減や年休取得しやすい職場の空気があればよいと思います。
*育休・時短勤務・子の看護休暇・病児保育などの、より取りやすい仕組み
*育児サポート制度は、休暇だと取りづらい。 会社全体が変えないと難しいので業務の一つ
として与えられるとよい。
*出産だけでなく、流産などのサポートも追加してほしい。
*妻の体調が悪い時に休んだり早く帰れたりする
*育児休暇はあるけど、とりやすい環境かといえばそうではないのが現状です。
上司、人事の理解のもと男性、女性とも育児休暇、子供の看護休暇をとりやすくして欲しい
*会社全体の意識改革。部署や上司による考え方の違いをなくす。
週1日のノー残業デーも守られません。上司が早く帰ることや有給についても難色をしめす
ようで、帰りづらい・休みづらい・上司からの評価が下がると仕事としづらいとパートナー
は言います。上司からの重圧もあり早朝から深夜まで仕事が続きます。
家族との時間も大切に出来る風潮に変わればと思います
*妻や子供の為に仕事を休む事に対して否定的な考え方が定着している。
(夫も含めて) 計画的な年休取得を会社全体で推奨して欲しい。
QC活動などを家でやらないような取り組み。
*産後の男性の育児休業の取得が浸透してないと思われます。最初の一言、前例がないと言わ
れ上司も悩まされておりました。さらに運悪くも研修と重なってしまい、相談の結果、
育児休業は取らず年休を使ってのサポートとなりました。もう少し各職場で取得が取り
やすいような雰囲気づくりをしていただけるといいなと思います。
*男性の育児休暇取得推進
*複数人子どもがいる場合など、一人が病気などで入院した時にそれに合わせた休みが
取りやすいような職場環境の整備がして欲しいです。
制度より、職場の方の理解が広がるような取り組みや研修などがあるといいと思います。
【その他】
*育児へのサポートの勉強会により 上司・本人の意識向上、理解活動。
*子どもをもたない人や独身者も子育てに関する社会的サポートを義務化
(園や託児所や社会福祉事業団などでの活動やファミサポの運転手など)
*会社の保育所がもう少し安いといいなと思いました
*社内の保育施設の充実
*妻がトヨタ勤務でなくても、トヨタの託児所などに入れるようにして欲しい
*病児保育の常設
*企業内託児所、同僚や先輩後輩との交流(アドバイスなどをもらえるといい)
*パパ同士の繋がり作り サークルなど
*小学生以下のこどもの居る家庭に、残業規制(定時帰宅)と上司(室長クラス)との
定期面談(夫婦とも)
*数時間利用できる託児制度。
助け合って子育てができるシステム 〔ファミサポの会社内版みたいな〕
同じくらいの子供をもつ家族での交流会やイベント